自己破産のデメリット.com|自己破産をする前に必読!_旧

奨学金は個人再生の対象になるのか?

高額な借金になりやすい奨学金ですが、個人再生の対象として認められています
個人再生を行うことで返済額を大幅に減らすことが可能となります。ただ幾つかの条件が存在し、その条件をクリアしなければ認められません

個人再生自体はそんなに難しくはありません。奨学金を出している日本学生支援機構が個人再生に反対したという話は聞いたことが無いからです
ただ保証人に対して個人再生を行う旨を伝えなければいけません。大体の場合は親になっていると思いますので、親に必ず言っておくことをお願いします
次に債権者の過半数が同意してくれなければ個人再生を行うことは出来ません。支援機構が反対しないのは上にも書きましたが、他の債権者の反対に合うと不可能になります
債権者を説得させられるようであれば、予め個人再生を行う旨を伝えておくといいでしょう

なお奨学金を個人再生にした場合、支援機構から納付書が送られてきます。個人再生の後で支払うように命じられるものです
長い期間にわたって払うことになりますが、従来よりも少ない金額を払うことになるので安心です
このように個人再生後の姿勢が丁寧なので、支援機構が敵になるということはありません
奨学金でも個人再生の対象とすることが可能です。意外と高額な借金になっているので気が付きませんが、困ったら相談することをお勧めします

奨学金は個人再生の対象になるのか?関連ページ

個人再生をすると返済額がどう変わるか?
個人再生法を利用して個人再生が認められた場合は、借金を減額することが可能です 借金はどのくらい減るのかについて書いていきます 借金の返済額を減らせるのは100万以上の案件に限ります。それ以下の場合は…
個人再生法とは?
個人再生法は借金などを返済することが出来なくなった人が、全債権者に対する返済総額を少なくして、その少なくなった後の金額を原則3年間で分割して返済する再生計画を立てて、債権者の意見を聞いたうえで裁判所が…
個人再生と破産の違いは?
個人再生と自己破産は、どちらも手続きの中に裁判所を介す法的整理になり、約半年かけて裁判所での面談を重ねながら整理していきます。 自己破産は借金返済義務の免除が最大の特長ですが、家や車、預金を含む高額財…
個人再生における弁済期間を延長する方法とは?
個人再生んついては、弁済期間というものがあります。 原則的には3年間となります。 その3年間で返済できる金額を無利息で返済していくことになります。 しかし、その3年間でもきつい額までしか、 個人再生…
個人再生における異議留保について
個人再生を裁判所に申し立てる際は、申立書の他に、債権一覧表の提出が重要な鍵を握る書類になります。 個人再生は債権一覧表に記載された債務額に基づいて、正式に再生計画案を練っていくことになるので、正確な額…
個人再生の際の、再生計画案とは何か?
借金を整理するための方法の一つに個人再生という方法があります。個人再生とは裁判所に申し立てることによって負っている債務の額を大幅に圧縮し、残った債務を個人再生を申し立てた人が作成した再生計画案に従って…
公務員でも個人再生できるのか
個人再生は、条件を満たしていれば誰でも行なう事が出来ます。 条件は自己破産ほど多くありませんが、条件一つ一つのハードルが 自己破産と比べると高くなっています。 自己破産の場合は条件を満たすよう改善…
個人再生と他の債務整理方法の違いについて
多額の借金を抱えてしまい、返済に困っている方は多いのではないですか。 そんなときは債務整理を行うと解決することができます。 債務整理には任意整理・自己破産・個人再生などの手続きがあり、債務の状況に合わ…